スチール透水蓋工法とは
既設の側溝本体を活かした更新・改造を目的に、スチール透水蓋を設置しその上に透水性(排水性)舗装を敷設することで路面の雨水を側溝全体で排水します(蜜粒度アスファルト舗装にも対応可能です)。
また、側溝を暗渠化し全面をアスファルト舗装で施工するため、継ぎ目がなくバリアフリー化となり通行車両や歩行者の快適性・安全性に大きく寄与すると共に既設側溝をそのまま使用することで、撤去、新規設置の必要がなく、工期(即日復旧)、工事費を大幅に削減できます。
1. 従来工法に比べ工期が約1/4に大幅短縮できます
2. 側溝上面も舗装され快適になります
3. 排水能力が大きい
排水性舗装に付帯する導水管は不要です。
溝幅300でL6×75×75の場合、50mm導水管の34倍の透水能力があります。
4. 種類が豊富なため様々な荷重条件に対応できます
5. 通常62年以上の防錆効果があります
6. コンパクトに収納でき、広い置き場は必要ありません
- 1枚当りの重量は35kg以下であり、人力施工が標準となります。
- 特殊な技能を必要とせず施工が簡単です。
- 指などを挟む危険を防止するための専用の布設具を用意しております。
- 製品は滑落防止の構造・荷姿を原則としております。
7. フレキシブルな構造で、側溝の不陸に対応します
8. 長さ調整も段差・カーブにも簡単に対応でき、加工も簡単です
9. 十分な転圧が可能です。
透水蓋の優れたフィット性と締め固め効果が大きい谷間形状によりプレートコンパクタ3回程度の転圧で所定の密度が確保できます。
(当社の試験施工では98%以上の検証結果が得られております。)
10. 表層の施工は車道・歩道とも本線と同時にできます
表層は車道・歩道の表層とそれぞれ同厚のためアスファルトフィニッシャーによる同時の施工が可能です。