逆台形式擁壁バランス工法擁壁

バランス工法擁壁が山形県村山総合支庁管内の災害復旧工事で採用

山形県村山総合支庁管内のH26年度河川等災害復旧事業主要地方道上山七ヶ宿線道路災害応急復旧工事においてバランス工法擁壁が採用になりました。
この道路は山形県上山市から高畠町を経て宮城県七ヶ宿町へ抜ける道路ですが、路肩が崩壊しており現在前面通行止めになっております。 山間道のため道幅が狭く、擁壁背面に重機を構えるのがやっとの現場であり、底版幅が狭く背面掘削土量の少ないバランス工法擁壁の特徴が顕著に現れた現場となりました。 また、今回は擁壁天端の通常はコンパネにて施工をしていた部分にバランスフォームというGRC製コンクリートの埋設化粧パネルを使用し、擁壁前側への足場の設置を回避しました。バランスフォームは厚さ20mm、重さ55kgと扱いやすく現場でのカットも容易で擁壁全体の景観向上にもプラスとなりました。

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