コンクリート構造物用ボーソーシールとは
雑草から道路の景観と安全を守る!
「コンクリート構造物用ボーソーシール」は、舗装体の隙間に雑草が発生して舗装体が破壊されたり、景観を損なうことを防ぐために開発された特殊材料です。コンクリート構造物の施工時にボーソーシールを張り付けるだけで、シールに練り込まれた防根材(根の忌避剤)の効果で雑草の成長を長期間抑制してくれます。
製品特徴
- 雑草の発生と舗装体への侵入・増殖を防ぎます。
- 忌避剤は水に溶けないので環境を汚染する恐れがありません。
- 環境ホルモンの疑いがある有害・劇薬は使用していません。
- 雑草を抑制することで景観を維持し、車や歩行者の通行の支障を無くします。
- 道路の維持管理費が大幅に軽減できます。
貼り付けるだけの簡単施工!
すでに草が生えているところにもお使いいただける製品もございます。
新設用、既設用、圧入タイプと3種類を用意しております。
それぞれ用途によって施工方法が異なりますので、営業マンにお問い合わせください。
施工手順
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- 路盤を転圧した後、接着面のゴミ・ほこりを除去してプライマーとして「ボーソーボンド」を吹き付けます。
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- プライマーが乾燥した後、ボーソーシールTを押し付けて接着させます。
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- ボーソーシールTを接着させる際は舗装面と同じ高さになるように調整して下さい。
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- アスファルト舗装直前に剥離紙をはがします。
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- アスファルト混合物を舗装する際は貼り付けたボーソーシールTがはがれたり傷付かないようにご注意ください。
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- 構造物と舗装材の隙間にボーソーシールTがきちんと挟まれていれば完了です。
忌避剤の効果検証
忌避剤は除草剤のように植物を枯死させるものではなく、雑草の根の成長を抑制するものです。雑草の根はシールに練り込まれた防根剤に接触すると根の成長が抑制され衰弱します。成長を抑える、成長させない目的で長期間に渡り効果が持続します。また、防根剤は水に不溶なので、環境ホルモンを出さず環境にやさしい構造です。
ボーソーシールT歩掛
既設構造物への対応として草を刈る作業や打換え後の貼り付けとして貼り付け面の清掃が必要な場合は別途作業員の計上をお願い致します。